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厳しいレッスンがお好み? [リトミックピアノ・ピアノ科]

昨日も大荒れのお天気に子供の時以来の停電で大焦りでした。でもそれより吹き込んできた雨から洗濯物を守るため、両手いっぱい必死だったのでした・・・。朝お天気が良くても油断はできませんね。

昨日初めて3か月ほどの小5の生徒さんから「ピアノのレッスンってすごく厳しいと思ってた。」と言われました。厳しいくて課題モリモリ、次週できてなかったら「帰りなさい。」のほうがお好みなのか?!と思い帰りぎわだったので「音楽は‘音を楽しむ‘。最初から泣きながら来るのはいやちゃう?でもそうも言ってられないときもあるけどね」と、そのお話だけしましたが、その一言がとっても気になっています。

ピアノ教室だから学校が忙しかろうが塾の宿題が多かろうが、今週お出かけが重なって練習できなかろうがそんなのしらないよ、言い訳は聞きません!という方針の教室も間違いではないと思います。もしかしたらそのほうが本来の姿かもしれない。きっと上達するだろうし必死に練習してくるでしょう。嫌な人はやめるだろうしついてこれる人は上手になる。目指せ音大です。

でもうちはちょっと違うかな・・・。とりあえずピアノを好きになってもらいたい。ある程度の年齢で本人が「もっと上手になりたい」って欲がでてくればその気持ちに合わせてレッスンも変化していけばいい。怒られるのが嫌だから仕方なく練習している間は、結局うまくならないと思います。

なので試験やコンクールに出たい!という意思の生徒さんは、少なくとも上達したいという思いがあると判断してるので多少難しい課題も頑張ってもらわないといけません。その期限までに仕上げなければいけないんです。試験とかよくわからないっていう年齢でも一回受ければ感じるものはあるはずなので、ちゃんとお話しします。

でも保護者の方と子供さんにギャップががある場合はそれにも気を使わないといけないと思います。一緒に見極めないと。

今教室に来ている生徒さんは「もうレッスンおわり?もっとしたい!」と言ってくれます。遊んでいるわけではなしちゃんと年齢に合わせたレッスンして楽しんで通えることがとりあえずの目標です。

でも大丈夫!オーディションも上級になってきてコンクールにもでるようになったら「一週間何しとったん?教えることでけへん」とか「涙拭いた手で鍵盤触るな!手洗ってきて」とか毎回号泣してもらいます(←娘には感情的になるのよねぇ)
…ってことはないけど、発表会とオーディションの練習でぐったりして帰っていった生徒さんもあり。でも「楽しかった。またオーディション受けたい」と言ってました。「先生が厳しくなるからもう嫌。」って答えが返ってくるかもって正直思ってたんですが。やっぱり嫌いじゃないから頑張れたんです。

ラクして上達できる道はなし!です。でも好きだから上達したい!はアリです。
辛い練習も「たくさんの曲が弾けるようになりたいから」と思えるように音楽を好きになってくださいね!


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みかんぴあの

きゃ~~耳が痛い!
私は厳しい先生についてた割には全然上達しなくて、「みかんちゃんは音大に行けなくていいのね」とかすっとを言われてました。とほほです・・。(実際に行ってないし 笑)

保護者の意向を汲みながら自分の教室のカラーを作って行くって難しいけどやりがいがありますね☆




by みかんぴあの (2012-09-15 23:21) 

comodo

こんばんは!

子供のころはあんまり深く考えないで通ってましたねぇ。ただ一つ年上のお友達ができて、その友達に負けたくなかったというのはありました。その時は頑張っていたような・・・いないような・・・?

ピアノをならったら絶対音大に行かないといけないわけではないけど、まったく身につかないままやめてしまったわ、ということがないようにはしていきたいと思っています。
by comodo (2012-09-19 23:27) 

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